交通事故被害者の代理人としての思い
交通事故は、いつ、どこで、誰が被害にあうか全く予測できません。誰にでも起こりうる問題なのです。ある程度紛争に巻き込まれることが予測できればまだ何とか対策をとることができるのですが、交通事故に関してはそのような準備をとることすらできません。
交通事故は、被害者やその家族の生活を180度変えてしまうことがあります。
第三者からみると、事故後に社会復帰した被害者をみると、いつもどおり生活しているように見えるかもしれません。しかし、被害者やその家族からすると、実際にはそのようなことはありません。
これまで、私は多くの交通事故案件を担当してきました。その中で、日常生活上の支障を確認するために、被害者の自宅へうかがったり、通院に同行したり、被害者と行動をともにしたりしてきましたが、皆様に共通していることは、被害者やその家族の皆様は、私からすると、とても信じられないような努力を続けているということです。
事故により、介護が必要になる…、リハビリのために通院(付添)をしなければならない…、仕事や家事の合間を縫って通院をしなければいけない…、毎日薬を飲まないといけない…。被害者の方々は、「慣れてしまったので大丈夫」と言われることもありますが、そんなわけはありません。
例え被害者に過失があっても、これらの負担を受け入れることは容易ではありません。私が当事者であれば、間違いなくそう思います。
私たちラグーンが被害者の代理人としてできることは、これらの被害者に生じる負担を少しでも軽くし、後遺障害の内容に見合った適正な損害賠償金を取得するとともに、その他公的・私的な援助制度等を最大限に活用して、少しでも被害回復を図ることができるようにサポートをすることです。
そのために、他の法律事務所では実施していないサポートを積極的に行っています。医師面談、全件について被害者請求手続をとる等により通院や後遺障害等級認定のサポートをしたり、被害者やその家族が納得し、客観的にも事故による不利益と向きあえるだけの適正な損害賠償金を受け取るまで、決して妥協しないという方針で、代理人として保険会社と交渉・裁判をし、全力を尽くすことをお約束します。
また、少しでも被害回復を図ることができるように、活用できる社会制度等についても、地元ならではのネットワークと経験を活かして、積極的に情報提供等のサポートをさせていただきたいと思います。