自転車による交通事故
自動車事故と自転車事故の違い
⑴ 加害者が保険に加入していないことが多い。
⑵ 加害者が保険に加入していない場合の不利益
しかし,加害者が保険に加入していない場合には,そのような手続を被害者本人やその親族等が行わなければならず,かつ,認定機関が用意されていないため訴訟によって裁判官に後遺障害を認定してもらう以外に方法がありません(労災事故であれば労災による認定がある)。
ウ 被害者本人による加害者との示談交渉
自動車事故ですと,被害者は,加害者の加入する保険会社の担当者と交渉を行うことになります。保険会社の担当者は,賠償の知識等があるため被害者本人が示談交渉をしてもある程度適正な賠償を受けることができます。
⑶ 運転をするのに免許が必要ない
2 事故後の対応
⑴ 保険の確認の必要性
自転車事故の被害者の方は,加入の有無を確認してください。
被害者が加入している傷害保険があれば,加害者が保険に加入しておらず,賠償のための資力がない場合であっても,一定額の賠償金を受け取ることができます。自動車保険の人身傷害保険では,保険会社によって異なるが自転車事故の場合でも保険金が支払われることもあります。
オ 以下の図は,各種保険ごとの保険金のおおまかな比較表です。参考にしてください。
保険の種類 |
治療費等 |
後遺障害慰謝料 |
後遺障害逸失利益 |
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賠償責任保険 |
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TSマーク保険(賠償責任保険) 第一種(青色マーク) |
0円 |
後遺障害等級1級~7級 1000万円 |
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TSマーク保険(賠償責任保険) 第二種(赤色マーク) |
0円 |
後遺障害等級1級~7級 5000万円 |
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傷害補償保険 |
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TSマーク保険 (傷害補償保険) 第一種 (青色マーク) |
入院15日以上 |
後遺障害1級~4級 30万円 |
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TSマーク保険 (傷害補償保険) 第二種 (赤色マーク) |
入院15日以上 |
後遺障害1級~4級 100万円 |
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傷害保険基準 |
必要性の認められる治療費 |
後遺傷害1級~7級 |
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500万円 ~1600万円 ※正しくは,ご加入の保険会社の約款をご覧ください。 |
56% ~100% ※正しくは,ご加入の保険会社の約款をご覧ください。 |
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訴訟基準 |
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訴訟基準 |
必要性の認められる治療費 |
後遺障害1級~7級 |
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1670万円 ~2800万円 |
労働能力喪失率 56%~100% ※詳細は,後遺障害逸失利益をご覧ください。 |
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⑵ 警察への事故報告
⑶ 弁護士に相談
したがって,まずは,弁護士に相談をしてください。
ラグーンの解決した自転車事故一覧
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