後遺障害の種類
ご家族、ご本人が障害を持ってしまった場合、適切な賠償金を獲得するには、後遺障害の種類に応じた適切な対応を検討する必要があります。特に重度の後遺障害の場合には、その賠償金額が大きく異なりますので、まずは専門家である弁護士にご相談してください。
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交通事故に遭遇して怪我をし、治療を続けていたがそれ以上の改善が望めない場合の障害を後遺障害(後遺症)と呼びます。後遺障害の分類は数多いですが、大きく分けると下記の表のようになります。
後遺障害の分類
後遺障害には
病状別にみると代表的なものは以下のとおりです。
病状 |
症状 |
遷延性意識障害 | 重度の昏睡状態(植物状態とも言います) |
高次脳機能障害 | 脳の損傷による記憶障害、注意障害、認知障害など |
脊髄損傷 | 中枢神経系である脊髄の損傷による障害、運動機能の喪失、 知覚消失など |
RSD | 外傷が治癒したあと、アドレナリンの放出により慢性的な痛み、痺れを感じる障害 |
眼の後遺障害 | 視力障害、調節機能障害、運動障害、視野障害、欠損障害 |
耳の後遺障害 | 聴力障害、欠損障害 |
鼻の後遺障害 | 機能障害、欠損障害 |
口の後遺障害 | そしゃく及び言語機能障害、歯牙障害 |
醜状障害 | 頭部、顔面、頚部、上肢、下肢の醜状障害 |
胸腹部臓器の障害 | 胸腹部臓器の機能障害 |
体幹の後遺障害 | 脊椎の運動又は変形障害 その他体幹骨の変形障害 |
上肢の後遺障害 | 上肢の欠損又は機能障害、変形障害、手指の欠損又は機能障害 |
下肢の後遺障害 | 下肢の欠損又は機能障害、変形障害、短縮障害、足指の欠損又は機能障害 |
むちうち | 首・腰等の痛み、手指等のシビレ、倦怠感 |
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