【令和2年版】下関市内交通事故発生状況について
下関市内の交通事故発生状況について
警察庁の令和2年度(7月末時点での)発表では、山口県内での交通事故発生件数は1489件(全国33位)死者数18人(全国38位)。全国的に見ると山口県は交通事故件数が少ない状況です。
時間帯別山口県内の交通事故発生状況を確認すると、山口県内では午後4時から午後6時までの時間帯に交通事故が一番多く発生しているようです(山口県警察)。
上記時間帯に買い物や職場から帰宅する際に車両を運転される方はご注意下さい。
以下下関市内の交通事故発生状況について、山口県警察の発表等を参考にまとめました。
下関市内の交通事故発生状況(令和元年度)
区分等 人身事故発生件数 死者数 負傷者数
令和元年 800件 5人 1002人
平成30年 1025件 3人 1274人
前年増減 -225件 +2人 -272人
前年平成30年と比較すると事故発生件数及び負傷者数は減少していますが、死者数は増加しています。
下関市内の人身事故発生件数は前年と比べて減少しておりますが、毎月の当事務所での交通事故相談件数はほぼ横ばいとなっている状況です。
また、下関市は山口県内で交通事故発生件数が一番多く、山口県内全体で発生した交通事故のうち、約25%が下関市内で発生しております。
山口市内の交通事故発生件数と比較すると約2倍程交通事故が多く発生している状況です。
下関市は北九州市と隣接しており、相互の移動に伴う車両の交通量増加も交通事故増加の要因になっているのかもしれません。
下関市内の交通事故発生場所
下関市内で交通事故が発生しやすい場所について、いくつかご紹介します。
①長府トンネル付近
追い越し時の車両の接触の他、付近に歩道がないため横断者及び自転車との接触事故も発生しています。
また、トンネル付近で渋滞も多く発生しており、車両運転手の前方不注視による追突事故も発生しています。
②下関唐戸交差点
国道9号線と主要地方道下関港線との交差点になっております。
信号待ち時間が長く、標識が見えにくい交差点です。
同交差点内での出会い頭の衝突や右折左折時の接触事故が発生しやすい交差点です。
③国道9号線 関門海峡先の前田町近辺。
カーブが多く、前方の見通しは悪いです。また,片側2車線道路ですが、車道に右折レーンがない道路です。
追い越し車線で右折待ちの停止車両への追突事故や対向車線の走行車両との接触事故が発生しています。
また、日中は交通量も多いため,交通事故発生時に玉突き事故になりやすい道路です。
④下関駅西口交差点
信号が見えにくく、夜間は照明が暗いため、前方が見えにくい交差点です。
交差点での出会い頭の衝突の他,見通しが悪い夜間での横断者及び自転車との接触事故が発生しやすい。
参考・引用元
警察庁統計表
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/koutsuu/toukeihyo.html
山口県警察
https://www.police.pref.yamaguchi.lg.jp/
国土交通省中国地方整備局
山口河川国道事務所
http://www.cgr.mlit.go.jp/yamaguchi/hiyari/
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