むち打ちで約10か月通院した後に裁判基準110万円で早期示談に至った事例
概要
むち打ちで約10か月通院した後に裁判基準110万円で早期示談に至った事例
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被害者の属性 | 30代 男性 会社員 |
事故の分類 | 普通乗用車を運転し、右折をするために停止していたところ、後続の普通乗用車に追突された。 |
負傷の内容 | 外傷性頚部症候群 |
負傷部位 | 首 |
傷病名 | 外傷性頚部症候群 |
後遺障害等級 | 申請せず |
賠償金額(保険会社提示額) | 110万円 |
症状固定から解決までの期間 | 1ケ月 |
解決のポイント
通院期間が約10か月間に及んだため念のため後遺障害の可能性を検討したが、資料上、他覚的な所見は認められず、神経学的検査の結果も異常は認められなかったため、早期解決の方針で交渉した結果、他の事案に比べ、比較的早期に解決をすることができた。
所感
むち打ち損傷については後遺障害の有無に関する見通しが立てにくいところですが、MRI画像や検査結果、自覚症状をもとに後遺障害認定の可能性がないケースでは、不必要に交渉を長引かせるよりも、早期示談を目指したほうが一日も早く交通事故にともなう心理的な負担から解放されるメリットがあります。
むち打ち損傷に関する実績があったために、早期解決という方針を立てることができ、結果的に依頼者には事件処理について大変満足していただくことができました。
- 腰痛について14級9号(神経症状)の事案で、慰謝料別表Ⅰをもとに裁判外で示談した事案
- 加害者無保険でも人身傷害保険によって裁判基準満額の回収をした事案
- 自転車乗車中の死亡事故について、裁判外で死亡慰謝料3100万円として示談が成立した事案
- 人身傷害補償保険を有効活用して過失減額分も含めた満額の補償を受けることができた事案
- 令和4年12月28日(水)~令和5年1月5日(木)年末年始休業に関するお知らせ
- 後遺障害の異議申立の手続から介入し、14級9号が認定された事案
- 3ヶ月で治療費を打ち切られたものの14級の認定を受け、裁判では治療費が全額認められた事案
- 保険会社からの過失相殺の主張に対して交渉で無過失の解決ができた事案
- Q.保険会社から治療費の打ち切りを言われたらどうしたら良いでしょうか。
- Q.後遺障害の慰謝料はどのような基準で決まりますか?