【後遺障害なし】被害者が自転車での走行中に路地から飛び出してきた自動車と衝突し,頸椎捻挫,背部挫傷,左膝関節捻挫,左外傷性膝関節炎を負い,訴訟にて和解に至った事案

被害者の属性 40代 男性
事故の分類

自転車で走行中に路地から飛び出してきた自動車にはねられた
事案

負傷部位 首,背中,左膝関節
傷病名 頚椎捻挫,背部挫傷,左膝関節捻挫,左外傷性膝関節炎
後遺障害等級 なし

 

依頼のきっかけ

 Hさんは事故後に病院に救急搬送され,通院を継続していました。Hさんは,保険会社との交渉を自らしていましたが,適切な賠償を受け取ることができるか不安になったこと,弁護士に依頼したいが弁護士費用特約に加入しておらず,弁護士法人ラグーンが後払い制の報酬制度であったこと,初回相談が無料であったことから,相談にこられました。
 相談後,Hさんは,後払い制の報酬制度であることに安心し,弁護士法人ラグーンに依頼をすることになりました。

交渉の経緯

 Hさんは症状固定後も痛みが残っていたため,後遺障害の認定手続を行い,結果は非該当となりました。Hさんは納得がいかず異議申立て手続も行いましたが,後遺障害が認められず,訴訟を行うことになりました。訴訟の中で,12級相当の後遺障害の存在を主張しました。その結果,加害者と和解をするに至り解決へと至りました。過失割合についても交渉段階よりも10%有利な結果となりました。

弁護士の目

 自転車搭乗中の事故であっても,被害者加入の自動車保険に弁護士費用特約が付帯されていれば弁護士費用特約を使用することができますが,Hさんは弁護士費用特約に加入していませんでした。

 しかし,弊所では弁護士費用特約に加入していない被害者のために後払い制の報酬制度を導入していますので,Hさんは安心して弁護士に依頼することができました。最近では,保険に加入すると自動的に弁護士費用特約に加入していることも多いのですが,数年前に契約をした方は特約が付帯されていないこともあります。したがって,ラグーンでは後払い制の報酬制度を準備して弁護士への依頼がしやすいように対応しており,Hさんは弁護士に依頼したことでHさんがご自身で交渉されている場合に比べて,賠償金額が増額し,過失割合もより良い解決をすることができました。

 弁護士費用は高いというイメージがあると思いますが,交通事故の場合には加入している保険会社が負担してくれる場合もありますし,後払い制の報酬制度を準備していますので,諦めずに弁護士に相談をすることが大事です。

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