女性会社員の方のむち打ち症の後遺障害非該当だったが裁判基準で納得できる解決に至った事案
概要
女性会社員の方のむち打ち症の後遺障害非該当の事案
|
被害者の属性 | 40歳代 女性 会社員 |
事故の分類 | 運転中、赤信号で停止中のところ加害車両に追突された。 |
負傷の内容 | 頚部痛、頭痛、吐き気等 |
負傷部位 | 首、肩 |
傷病名 | 外傷性頸部症候群、右肩関節周囲炎 |
後遺障害等級 | 非該当 |
賠償金額 | 90万円 |
症状固定から解決までの期間 | 約3ヶ月半 |
解決のポイント
本件では、保険会社からの提示がなされる前に保険会社と交渉した。裁判実務基準に則った正当な金額(主に傷害慰謝料)を打診した結果、任意保険会社は無駄な抵抗をせず、当方の意見をほぼ認めた。約90万円で示談することができた。
所感
事故後まもなくご依頼いただけたため、後遺障害の等級認定のための指示をさせていただいた。画像上異状が見られなかったこと、神経学的検査で陰性の判断となっていたことなどから、14級9号の認定に達するには材料が不足していた。結論的には、ご本人の症状は等級該当という形では評価されなかったが、先手をうった対応により依頼者の方に満足していただいた。
- 過失割合が控訴審で有利に逆転した事案
- 加害者無保険でも人身傷害保険によって裁判基準満額の回収をした事案
- 令和3年12月28日(火)~令和4年1月4日(火)年末年始休業に関するお知らせ
- 山口県で交通事故の多い交差点ランキング
- 事故後の難聴を伴う耳鳴について12級相当の認定がなされた事案
- 異議申立によりCRPSで7級の認定を受けた後,裁判で解決した事案
- 【後遺障害12級13号】後遺障害逸失利益について就労が可能とされる67歳までの22年間の逸失利益を獲得した事例②
- 裁判でアルバイトの休業損害が認められ和解となった事例
- 早期治療費打ち切り後,被害者請求で支払った治療費を回収した事例
- 男性の家事従事者としての休業損害を請求し,その後示談した事例